♢とにかくアイデアを出していく2日目、朝からさっそくワークが
始まります
2日目レポート担当のはんちゃんこと苫米地花菜です。
2日目は朝からウィングロードビルの会議室にほぼほぼカンヅメ状態!せっかく買ってきたブーランジェリーナカムラのパンをゆっくり楽しむ間もなく、パンを片手にワークが始まります。(パンを片手に〜〜〜、な写真がなかった!泣)
まず朝イチで行ったのは「昨日1日、塩尻を見てどうだった?今の気持ちは?」を共有すること。みんな「塩尻が好きになった」「良いものがたくさんある」と、たった一日で塩尻の大ファンになった模様。
今の気持ちは「お腹いっぱいで眠い・・・」「塩尻の良さを伝えて行けるように頑張りたい!」「これから失速しないように今の気持ちを維持したい」と十人十色ならぬ九人九色。でも、このそれぞれのキャラが際立ってくるのはまだもう少し先のお話・・・。
♢昨日の取材を振り返り、いろいろな視点から商品や生産者の方を見てみます
午前中に行ったのは、昨日の取材の振り返り。取材先の「現状」「課題」「こだわり・強み」「気づき・エピソード」をポストイットに書き出し、模造紙にまとめていきます。
昨日撮った写真も合わせながら、他のチームにも取材先のことが伝わるようにまとめていく女子大生たち。。。
使う色、イラスト、書き込み、パンフレットを貼ってみたり・・・ここでもチームの色が出てきます。
でもさすがは女子大生!どのチームのまとめも可愛いポイントがいろいろ散りばめられています。
♢肉食女子は昼から山賊焼をいただくのです
お昼ご飯は正和食堂さんで信州名物山賊焼定食をいただきました。
昨夜のBBQに続き、みんないい食べっぷり・・・さすがは肉食女子のみなさんです(笑)
美味しい山賊焼でエネルギー補給したら、午後もがんばるぞ〜!!
♢共有することで新しい気づきが見えてくる
午前中に作成したまとめを使って、昨日の取材先について3チームで共有します。
発表してもらった後に、他のチームからの疑問や気づきをフィードバックすることで、「そういえばこんな話もありました」というエピソードを思い出したり、「これ、好き?嫌い?」「私たちだったら買う?買わない?」など、既存の商品に対する率直な意見交換が行われました。
フィードバックのポストイットを含めると、模造紙には貼り切れないくらいたくさんの意見や気づきが・・・。じっくり時間をかけて情報を共有することで、いろいろなアイデアや塩尻の良さ、「いい商品なのに、どこか・何かが足りない」といったポイントがたくさん見えてきました。
♢閑話休題 塩尻市のふるさと納税の現状を知る
午前中からぶっ通しで「商品」や「生産者」をベースに頭を使ってきたので、ここで、一旦リセットします。
商品開発では、「何を作るか」はもちろんですが、「誰に売るのか」もとても重要になってきます。そこで、一度商品のことは頭の片隅に追いやって、塩尻市の職員の方から、現在の塩尻市のふるさと納税の現状についてお話ししていただきました。
みんな、ふるさと納税の仕組みなどはそれぞれ事前に勉強して来ていますが、実際の塩尻市の納税額を聞いてびっくり!約5億円ですって!!でも、そのうちの98%が家電製品(塩尻市にはSEIKO、EPSONの工場があるのです)の返礼品を選ぶ高所得者層。
一方、塩尻市が今ターゲットとして狙っているのは20~30代の若者層。寄付金額も低額のものを用意し、低価格でも塩尻の魅力を伝える返礼品にすることで、シティプロモーションにつなげようとしています。
「私たちよりちょっと上の世代がターゲット」ということがわかった女子大生たち。「若者目線」でアイデアを考えることに俄然やる気が湧いてきました!
♢突然のチーム入れ替え!
ターゲットが明確になったところで、講師の先生から突然のチームの入れ替えが発表されました!ここから合宿終了までは取材に行ったチームとは全く違う組み合わせのチームで提案を作っていきます。
新しいチームで最初にしたワークは「問い」を作るというもの。取材で見つけて来た塩尻にある「商品」とそれが抱えている「課題」を掛け合わせることで、「問い」が見えてきます。
みんな真剣に「商品×課題=問い」を書き出していきます。
そして、それぞれが書き出した問いを全部並べてみんなで眺めてみました。こうしてみると、いくつかの方向性やジャンルに分けられるような気がしてきます。
ですが、今日のワークはここまで。明日から、この問いを元に商品開発の提案を行っていきます。
夜はみはらしファームへ行き温泉に入りました。露天風呂もあり、星が綺麗に見え、非常に癒されました。
その後、宿に戻り、他の地域の返礼品を調べた宿題をみんなで共有しました。返礼品には食品が多いことや、他の地域の漆器と塩尻の漆器の差別化、ストーリーについてもインプットすることができました。