みなさま、こんにちは。ハナラボスタッフの藤本です。
前回のブログの記事では2期生の活動を振り返りましたが、それもつかの間、7月6日(土)から3期生のキックオフミーティングがありました。
◇ みんなではじめての顔合わせ
この日、今回参加してくれる学生3人とハナラボスタッフ、そして塩尻市役所からは職員の方が来て下さり、はじめて全体の顔合わせをしました。そして、各々の自己紹介からスタート。違う雰囲気を持った3人なので、これから仲間としてどう関係を築いていくのかが楽しみです。
◇ ハナラボ&しおじり商品開発の説明
学生とは既に面談を終えているので、ハナラボやしおじり商品開発プロジェクトの説明は終わっていましたが、一度聞いただけではなかなかスッと入ってきませんよね。大切な部分なので、改めて説明を行います。
ハナラボで活動するにあたって必要な心構えが載っているハナラボハンドブックを見ながら、活動を行う上でのスタンスをお伝えしました。「本当に知るとはどういうこと?」「当事者意識を持つとは?」「働くって辛いことなの?」など、「だよね、うん、うん」と思うものばかり。
そして、夏のスープ開発についてです。3期生のプロジェクトはキックオフしたばかりですが、予約販売を開始するのは8月頭です。それまで、あと一か月。短い期間の中でスピード感を持って頑張っていきますので、みなさまにも見守っていただけたら嬉しいです。
◇ 7月は塩尻で1泊2日のフィールドワーク
この合宿の目的は夏のスープのコンセプトを決定することです。そして、これから商品開発を行う上で長野県塩尻市のことをもっと知っていく必要があります。ということで、100年続くワイナリーや、歴史的な建物がならぶ奈良井宿といった場所を巡り、塩尻市を肌で感じていく予定です。
そして、なんといっても肝心なのは、スープを作ってくださる「ラメゾン グルマンディーズ」のシェフ・友森さんへのヒアリングやコンセプトプレゼンです。
夏野菜の種類や効能、そしてこの時期どんなものが人気なのか・・・学生には、しっかりと下調べを行った上でヒアリングに臨んでもらいたいです。そして、皆が頭を絞って考えたコンセプトが、多くの人に響くものになることを願います。夏のスープのコンセプトはどんなものになるのか、今から楽しみです!
◇お互いをより深く知る
活動の流れを説明した後は、1時間30分かけて一人ひとりの人となりを知る時間を設けました。まず、各々に、普段感じているモヤモヤや悩みなどを共有してもらいます。それに対し、聞き手はその人がその時に感じている感情やその人が大切に思っていることは何かを想像して意見をしていきます。
今回、最初に悩みを話してくれた子が心を開いて自分のコンプレックスを出してくれました。だから、次の人も言いやすかったのかな。自分の欠点などを人に話すのは勇気がいることかと思いますが、出してくれたからこそ、その人の本当の姿を少しだけ覗けた気がします。それに、ハナラボには、おおらかに受け止めてくれる人がたくさんいるので、安心して自分らしく活動してもらえたらいいと思います。
感性を磨けば磨くほど、直観も信用できるものになってくると思っていますが、やはり第一印象だけでは分からないことってたくさんありますね。なので、キックオフミーティングで3人の人となりを知ることができてよかったです。
◇一人ひとり目標を立てる
自分のことを少し振り返った後は、この活動を通しての目標を立てました。「自分の発言に自信を持てるようになりたい」「仲間のサポートを頑張る」「自分らしく」そんな言葉が出てきました。それに対して、ポストイットにエールを書いて、本人の体にペタペタ張っていきました。とてもシュールですね。
ここまでの流れを経て、プロジェクトが始まるという覚悟ができたのではないでしょうか?そして、しおっぽい雰囲気の余韻に浸っている暇もなく、3人は早速、スープのぺルソナを考え直すところから始めました。永遠の33才・ことみちゃん(ペルソナ)は夏にどんな悩みを抱え、何を求めているのでしょうか?どんなペルソナが仕上がるのか楽しみです。
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キックオフミーティングも無事に終わりました。これから学生含め、わたしたちも一生懸命がんばりますので、引き続き活動をチェックをしていただけるとうれしいです。
それでは、また次回。