こんにちは!事務局スタッフのみくです。今回初めてプロジェクトの報告をします。
♢プロジェクト開始から1ヶ月
8月に塩尻合宿へ行ってから早くも1ヶ月が経ちました。前回のプレゼンでスープが選ばれてからもすでに3週間。時が経つのは早いですね…!
気が付けば学生たちの夏休みも残り1週間です。中には帰省する人や海外旅行へ行く人、インターンシップに参加する人もいてみんな充実した夏休みを過ごせているようでした♪
♢チームに分かれて動き出す
8月は漆器・ワイン・スープのように企画案ごとにチームに分かれていましたが、9月からは役割ごとに3チームに分かれて活動を始めました!
★製造チーム スープ(中身)開発/製造・製造計画・仕入れ・品質管理・コスト計算
★デザインチーム パウチ/箱/ラベル/パンフレット(商品につける)作成・ブランディングサイト作成・チラシ作成
★マーケティングチーム 販路開拓・プロモーション・クラウドファンディング
スープを作るだけではなくパッケージもデザインして売っていかないといけないですね!やることが一杯です。
どのチームに入りたいか、学生達にアンケートを取りました。みんなの希望は綺麗に分かれていて、9人中8人が第一希望のチームになりました♪1人だけ第二希望になってしまいましたが、本人も納得してやっているようで良かったです。ありがとうね♪
♢何が分からないのかが分からない
チームに分かれたは良いものの、それぞれの歩みはバラバラ。そもそもチーム内で話し合いの機会を持てていないチームも…。前回のプレゼンまでワインや漆器の企画をしていたチームの人は、そもそもスープチームの企画案に追いつくところからです。中々前へは進めません。
それでも塩尻市のフレンチのシェフが一緒に商品開発をしてくれることが決まったり。製造を請け負ってくれる食品加工業者が決まったり。パッケージデザインをレクチャーしてくれる先生が決まったり。徐々に実現できそうな予感がしてきました!
♢ペルソナ 麻野ことみさん誕生!
開発する商品はスープに決まったものの、決めなければいけないことはまだまだたくさんあります。
塩尻の高原野菜を活かしたスープということですが、値段・内容量・カロリーなど、みんな思うことはバラバラ。20~30代女性というターゲットは決めたのですが、それだけではスープに求められるものやスープを飲む状況までは分かりません。
そこで、ペルソナを設定することにしました!こちら(https://www.is-assoc.co.jp/brandinglab/persona-soupstocktokyo)の記事を参考に私たちもペルソナを設定していきます。
そして、誕生したのが麻野ことみ(33歳・女性)さんです!
- 職業:IT企業勤務、システムエンジニア
- 独身、恋人なし、ペットなし
- 勤務先:新宿
- 住まい:阿佐ヶ谷(一人暮らし)
- 家族構成:父、母、ことみ、弟
そんなことみさんは今の生活で何に困っているのでしょうか?
- 目が疲れやすい
- 肩こり
- 冷え
- 運動不足
- 野菜不足
- 栄養が偏りがち。食事が不規則なのもなおしたい。
- 果物が好きだけど、一人だと何種類も買えない。
システムエンジニアですもんね。ずっとオフィスで座り仕事をしている女性の悩みが見えてきました。私達が開発するスープでこの悩みを解消してあげたいですね!
♢地域色を前面に出した主食スープに!
既に市場に出回っているスープの分析を行いました。各スープはどのような立ち位置にあるのでしょうか?
メインディッシュなのかサブディッシュなのかを横軸に、スタイリッシュな都会派なのか、素材の良さを活かしたローカル派なのかを縦軸にマッピングをしてみました。
すると、メインかつローカルのスープが少ないということが見えてきました。
ここを狙えば新たなマーケットが開けるかもしれません!
ということで塩尻カラーを前面に出してスープだけでも満足できるものを目指しましょう!野菜スープなら夜食にも良いですよね。麻野ことみさんの要望にも応えられそうです♪
♢2回目の塩尻へ!
商品コンセプトはもちろん大事ですがコストという現実的な問題があります。せっかく良い物を作れても採算が合わなければ事業として継続できません。そこで、打合せのためにハナラボスタッフと学生2人で塩尻市へ行くことになりました。
その様子は次回報告いたします♪