商品が、売れるかどうかがかかっている

こんにちは!事務局スタッフのみくです。今回はコピーライティングを教わったのでその様子をご紹介します!

♢ハナラボの先輩にコピーを学ぶ

今回はコピーライターのMさんにコピーライティングを教えていただきました。Mさんはハナラボの卒業生!ということで学生時代は今回の商品開発のようなプロジェクトをしていたそうです。

♢名キャッチコピーと言えば?

普段何気なく接しているコピーですが、一つ一つのコピーはクリエイターの努力の結晶。様々なノウハウや想いが込められています。

「ぜんぶ雪のせいだ。」(JR東日本/JR SKISKI)

「このろくでもない、すばらしき世界。」(SUNTORY/BOSS)

「バカまじめ。」(日本郵便/ゆうパック)

Mさんがレクチャーの最初に挙げていましたが、どれも商品の代名詞ですね。早速このようなコピーができるまでのプロセスを学んでいきます!

♢コピーとは、商品を売る言葉

コピーとは人を動かす言葉であり、誰かが幸せになったり、笑ったり、考えさせられたりする言葉です。とはいえコピーの目的は、商品を売ること。そのためにはまず何を伝えるのかを考え、その上でどう伝えるのかを考える必要があります。

1つめの何を伝えるか(What to say)では、まず商品の良いところを考えます。○○の良いところは何か?○○は誰のためのものか?○○のライバルは?などを上げていきます。ライバルに関してですが、例えばiPhoneのライバルはandroidスマホだけでしょうか?パソコンかもしれないし、隙間時間に使うものとすると読書、紙の本もライバルになってきます。様々な視点から、商品の良いところ・特徴を挙げていきます。

2つめのどう伝えるか(How to say)では、その魅力が一番伝わる「言葉」を考えます。ここで心がけるポイントとしては、たくさん書く、短く書く、ありそうなものは書かないなど。よくあるコピーはよくないコピーだそうです。さらにヒントとして、人の内心を言う、違う人の視点で言う、ネガティブをポジティブに言う、強い事実を言うなどがあります。強い事実としては「iPhone6で撮影(Apple/iPhone6)」などがありますね。このコピーと写真だけで、iPhone6のカメラの性能が高いことが十分に伝わります。

♢8分に1本出る電車

ここまで教わってきたWhat to sayとHow to sayですが、私達には出来上がったコピーであるHow to sayの部分しか見えません。JR東海の「そうだ京都、行こう」という名コピーにおけるWhat to sayは何だったのでしょうか?

このコピーのWhat to sayは「8分に1本電車が出ている」という事実でした。東京駅から京都駅(新大阪駅)へ向かう東海道新幹線の本数の多さを伝えたかったのですね。ここからしっかり計画を立てなくても「思い付きで行ける京都」というコンセプトが生まれ、How to sayが「そうだ京都、行こう」となったそうです。

♢いざ実践!

ここまで教わってきたことを元に、開発中の塩尻スープのキャッチコピーを作っていきます。時間の関係で、今日はWhat to sayに絞って進めていきます。各自スープの良いところを考え、付箋に書き出していきます。

・旬の野菜がふんだんに入っている

・ALL塩尻(開発・製造・販売)

・地元のフレンチシェフがレシピ開発

・女子大生がプロデュース

などなどたくさんの意見が挙がりました。これを壁に貼っていくのですが、このスープならではの「ALL塩尻」などを上に、「美味しい」などのどのスープでも言えることを下に貼ります。すると上の方の付箋こそ、コピーで伝えるべきスープの良いところということになります。この中から次のHow to sayのステージへと進めていくのですが、この日は時間の都合でここまで。残りは宿題です。

キャッチコピーも今月中には完成させなければなりません。12月頭にはスープのブランディングサイトも公開予定です。今後も加速していく商品開発プロジェクト。引き続きどうぞよろしくお願いいたします!

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